Serviceサービス
Quality Assurance
良い製品は、厳しい品質管理と
環境に配慮した事業活動の中で生まれます
品質・環境ポリシー
品質保証活動に、製品含有化学物質管理(環境関連化学物質の管理)を取り入れ、環境負荷並びに、人体へ影響を及ぼす化学物質を管理し、環境への負荷低減を図っています。また、規制対象となる化学物質の検査体制も確立しています。
品質保証体制
お客様の要求事項をはじめ、法令・規制を含む製品に関係する要求事項を確認し、製造計画を立案します。また材料、製造・加工方法など難易度が高い仕様製品については部門横断の検討・検証を行った上で製造着手へ進めます。そして工程内・出荷前検査を経た確かな製品をお客様の元へお届けします。
各種認証取得
ISO9001
品質管理及び品質保証の国際規格「ISO9001」の認証を取得。『常に創意工夫に努め、お客様の満足度を高める高品質な製品の提供により、お客様の信頼を得る』を品質方針として、全社員が継続的改善に取り組んでいます。
ルールを『明確』にし、ルールを『守り』、ルールを『見直す』。この「3つのM」が、信頼ある品質を生み出す基本であると考え、計画的・体系的な品質保証活動に取り組んでいます。
Japan Color 認証
印刷技術の標準化を推進し、印刷品質の安定と生産性向上を目指すツールである「Japan Color」認証を取得し、色彩に関して高品質でお客様に提供できる体制を構築しています。
検査技術
近年、環境や人体への影響という側面から様々な化学物資の使用が規制されています。玩具業界や電気・電子業界での規制としては“ST基準”や“フタル酸エステル規制”“RoHS指令”といった規制が挙げられます。これらの規制に対応する為に自社で複数の分析・評価機器の運用をしています。また、原材料・中間製品・完成品を自社で迅速に分析することでお客様の信頼を得ています。
- 化学分析装置
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エネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)
RoHS指令で規定されている有害化学物質(水銀・鉛・カドミウム・六価クロム・臭素)の含有とその量を測定する装置です。
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ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)
発がん性や生殖毒性、内分泌攪乱物質としての作用などヒトへの悪影響を及ぼす可能性があるフタル酸エステルの含有とその量を測定する装置です。
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左:赤外分光光度計/右:顕微赤外分光光度計
どの様な有機物が含まれているか測定する装置です。包装材・製品(印刷物)の材質や製品に付着した異物などを調査する際に当該装置で成分を分析し、原因調査と工程へのフィードバックを迅速に行います。
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- 表面観察装置
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マイクロスコープ+電子顕微鏡(SEM)
不具合が発生した時に、その表面を観察する装置です。特徴としては、マイクロスコープとSEMが合体しているので、高解像度・高倍率観察、超深度観察、マルチアングル観察、カラー合成機能により、より鮮明な観察が可能となりました。
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- 性能評価試験装置
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振動試験機・圧縮試験機・落下試験設備
弊社からの包装材の納品時や、納品後にお客様が製品を詰めた際、製品の保護機能を果たしているのか、実際に製品を用いて分析を行います。
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- 電気特性評価装置
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ネットワークアナライザー
HF帯RFID(電磁誘導型)の通信特性を測定する装置です。RFIDの設計や不具合品の非破壊調査などに使用します。
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UHF帯RFID通信性能評価装置
UHF帯RFID(電波通信型)の通信特性(通信距離や指向性など)を測定する装置です。RFIDの設計や不具合品の非破壊調査などに使用します。
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- 環境試験装置
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左:冷熱衝撃試験装置/右:恒温恒湿試験装置
冷熱衝撃試験装置はRFIDに使用する電子部品などを、低温から高温に急激に環境を変化させることで負荷を与えて不具合が発生するか試験を行います。恒温恒湿試験装置は、製品や電子部品などに温度と湿度を加え劣化を加速させることで、製品の変化を調査し信頼性を確認する装置です。
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- 機械的強度試験装置
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動的曲げ・動的ねじれ試験装置
国際規格(ISO)で定められているID-1型カードに繰り返し曲げやねじれを加える装置で、性能および状態変化を確認します。
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連動スタンド付デジタルフォースゲージ
材料の引っ張り強度や貼り合わせ部の接着強度を測定する装置です。
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- 印刷物 物性評価
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耐摩擦試験機
印刷物に荷重を加えた状態で一定回数繰り返し擦り、その表面状態の変化によって耐摩擦性を評価する装置です。ラベルやトランプなど、製品の使用用途に適した耐摩擦性・耐久性を有するか確認しています。
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摩擦係数測定器
JIS規格に準拠した方法で、印刷物表面の滑り性(摩擦係数:μ)を測定することが可能です。製品の使用用途やお客様での製造ライン投入時において、印刷物の滑り性の管理が重要とされる場合に活用しています。
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